
「じゃがいもがきた道」ー文明・飢饉・戦争
山本紀夫著 岩波新書 740円+税
植物がお好きな方、じゃがいもがお好きな方、お勧めします。
【じゃがいも豆知識】
この本から:
原産地はアンデス山脈。原種のイモは小指くらいの大きさで、アルカロイド系の有毒物質を含んでいるので、腹痛を起こしたり死んだりする。
改良され栽培植物になった現在のじゃがいもも、芽には毒がある。
(田川の助言)
料理の時、芽はしっかり取り除きましょう。
ちょっと高いピーラーにはじゃがいもの芽をくり抜く円い輪が付いていますから便利です。
19世紀半ば、じゃがいもの病気が流行し、アイルランドのじゃがいもが全滅し、国民は飢餓状態に陥った。
主食がじゃがいもだけだったこと、じゃがいもの品種が単一の品種だったことなどがあり、被害を拡大させ、
多くの国民が国外に流失した。
アメリカへ逃げたケネディ一家も、じゃがいもの疫病が逃げ出す動機だった。
地球の食糧危機を語るとき、それは穀物のことを指しますが、じゃがいもは、食糧危機をを救う重要な作物であると結論づけています。
ボクの知識から:
2ッのテーマで開発されたじゃがいもがあります。
1)糖分が少ないじゃがいもを作れ。
油で揚げたとき、糖分が多いと黒くなります。白くきれいなポテトチップスを作るために。
2)機械処理するのに、芽がないじゃがいもを作れ。
出来たじゃがいもは「アイダホポテト」といいます。
マクドナルドなどのハンバーガー店で使われています。
日本の若者は、あの味ががじゃがいもだと思っています。
男爵の肉じゃがなど食べさせたらビックリするでしょう。
ビタミンCを多量に含んでいて、サプリメントのビタミンCはじゃがいもから作るのだそうです。
じゃがいもは、偉い植物です。