2009年1月23日 (金)
WFP(世界食糧計画)からニュースが配信されました
2通配信されました。日本が支援を決めた金額など、新しいニュースがあります。
そのまま掲載します。
その1)
ガザにて緊急食糧支援を拡大
WFPは昨年12月27日にガザへの攻撃が始まって以来、17万5千人以上の人々に2ヶ月間分の食糧を配給した。また、パン屋へ小麦を提供、約4万人の人々がパンの配給を受けた。
しかし、停戦後も人口の8割が緊急に食糧を必要としている。WFPはガザでの緊急支援活動を「ガザの命綱作戦」と名づけ、今回の戦闘開始前から支援対象としていた26万5千人に更に10万人を追加し、計36万5千人へ食糧支援を拡大する。
現地では電力やガスの供給が乏しく、調理が難しい。そこでWFPは、従来から配給していた小麦粉、豆、砂糖、植物油に加え、調理を必要とせずすぐに食べられる高カロリービスケットやナツメヤシのビスケットの配給も始めた。
現在、ガザにおけるWFPの食糧備蓄は4,125トン。これは2,3週間分の支援に足りる量ではあるが、今後、さらに拡大すると予想される需要を満たすためにはさらに大量の食糧が必要だ。そのため、WFPは来週から毎日、600トン相当の食糧をガザに搬入することを計画している。
搬入には、全ての検問所の早期開放が求められる。これまでガザへの食糧搬入は南部のケレムシャロム検問所を通してのみ可能だったが、大量の食糧輸送には一箇所の検問所では不十分だ。
また、「ガザの命綱作戦」には8120万ドルが必要と見込まれるため、WFPが各国へ追加活動資金の拠出を要請している。
こうした中、日本政府は23日、WFPのガザにおける食糧支援に対し、400万ドルを拠出することを決定した。この拠出により、ガザの約27万人を対象に、豆類、小麦、砂糖、塩など2,100キロカロリー相当の食糧パッケージ30日分と300トン分の肉の缶詰が供与される。
その2)
横浜発
日本政府はWFP 国連世界食糧計画に対し、独立行政法人国際協力機構(JICA)を通じて合計31億2000万円を拠出することを決定した。今回の拠出は、新体制のJICAを通じてWFPへ拠出される資金としては、初のものとなる。
2008年10月1日に始動した新JICAは、これまでの技術協力に加え、新たに有償資金協力および無償資金協力(食糧援助を含む)を運用し、日本のODAを一元的に実施する。
WFP日本事務所代表代行・工藤絵理は、「ご支援に心より感謝申し上げます。今回の拠出は、JICAとWFPが食糧の安全保障という共通の目標へ向かってさらに連携を強化していく上で、画期的な出来事です」と語った。
拠出金は、日本政府が食糧価格高騰の対応策の一環としてフィリピン、タジキスタン、エチオピア、ニカラグア、ボリビアに供与するもので、WFPは米、とうもろこし、小麦、豆、栄養強化食品を購入する予定。拠出額の内訳は以下の通り。フィリピン(8.6億円)、タジキスタン(4.5億円)、エチオピア(8.6億円)、ニカラグア(5.0億円)、
ボリビア(4.5億円)。
2008年、日本政府はWFPへ161億円(1億7800万ドル)を拠出し、世界第6位の拠出国となった。
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