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2009年1月 8日 (木)
WFP(世界食糧計画)からニュースが配信されました

エルサレム発
パレスチナ自治区ガザで、戦闘の激化に伴い食糧不足が深刻化している事態を受け、
WFP国連世界食糧計画はパンなどの緊急食糧支援を開始し、活動を拡大させている。

ガザ封鎖に伴い、現地では食糧や燃料が大幅に不足し、停電も頻繁に起きるなど、
住民の生活環境が悪化していた。そのためWFPは今回の戦闘開始以前より26万5千人を
対象に食糧支援を行っていたが、空爆の開始によりさらに事態は深刻化。食糧支援を
必要とする人がさらに5万人増えたと見られている。

パン屋では小麦の備蓄が底を尽き、47軒あるパン屋のうち1月5日の時点で営業
していたのは12軒だけだった。こうした状況の中、現在WFPはパン屋に小麦粉の配給を
行い、人々へパンを提供している。WFPと契約したパン屋では現在、パン3kgを1日に
5000セット焼いており、12月29日以来1万5千人にパンを配給することができた。
それ以外にも5万人にも食糧支援を行ったほか、13の病院に肉の缶詰と高エネルギー
ビスケット(患者と職員6千人の1か月分の食料に相当)を配給した。

しかし、戦闘の激化に伴い、WFPが契約していたトラック会社が食糧輸送業務を拒否する
などしており、支援物資の搬入や輸送、配給は困難を極めている。

空爆開始以来、WFPは1600トンの食糧をガザに搬入し、ガザ内の食糧備蓄は計3700トンと
なった。これは、戦闘開始以前より食糧支援の対象となっていた26万5千人の2か月分の
食糧に相当する。しかし、3700トンの食糧備蓄のうち半分は、戦闘激化のため近づけない
倉庫にあり、動かせない状態が続いている。

WFPは食糧を安全に搬入、輸送するとともに、食糧支援を必要としている地区や必要な
食糧の量の調査を行うため、攻撃停止を求めた。また、今回の戦闘で生じた食糧需要に
応えるため、国際社会に対して900万ドルを追加要請した。

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