« 匿名記事の危険性 | トップページ | ハゼの実採取 »

2010年1月23日 (土)
日本がアメリカにならないために

Hinkonus「ルポ・貧困大国アメリカⅡ」堤未果 岩波新書 720円+税

アメリカは破綻国家だ、と思います。
学資ローンの返済が出来なくて借金地獄に陥る若者、高齢者を襲う社会保障問題、歯が痛くても歯医者に行けない医療無保険者たち、そしてビックリした拡大する刑務所ビジネス。

刑務所ビジネスへ投資を勧誘する投資会社のパンフレットより。
「まさに民営化された旧国営事業ののうち、いまもっともトレンディーな投資先ー順調に増加する有罪判決と逮捕率が確実な利益をもたらしてくれます。急成長するこのマーケットに今すぐ投資を!」
軍需産業やIT産業と並んで、最も利益率が高く人気急上昇の投資先なのだそうです。

マイケル・ムーア監督の映画「キャピタリズム」も、合わせて見ていただくと、なおいっそうアメリカへの理解が深まると思います。

|

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本がアメリカにならないために:

コメント

情報ありがとうございました。
いま、ネットであらすじを読みました。
是非、見たいと思います。

投稿: | 2010年1月25日 (月) 23時25分

30日より、渋谷のシネマライズにて「フローズンリバー」という映画が公開されます。フィクションですが、「キャピタリズム」を観たあとに観るといい映画だと思います。今のところ一館だけですが、公開されることになってよかったです。2008年の作品です。

投稿: okazu | 2010年1月25日 (月) 23時07分

昨日キャピタリズムを観てきました。予想外の立ち見でしたがスクリーンへの集中は途切れることなく2時間はあっという間でした。貧困大国Ⅱで前提知識は得ていましたが米国がここまで残酷な国になっていたとは・・。民営化、小さな政府、イコール正解という概念は捨てようと肝に銘じました。決して対岸の火事ではないと思います。

投稿: 敬3 | 2010年1月25日 (月) 15時46分

まったくそうですね。貧乏な家の子は、軍隊に入って奨学金を得ようとしますけど、その前に命を落とすこともあるようです。
欧州の大学は、殆ど無料か、年間1000ユーロくらいが普通らしいです。それに、大学さえいけば、、という安易な目的意識も皆無なので、その先の個々の人生設計が大事にされ、先にある職業について真剣な気がします。夢が無いといえばそうなのですが、この方が余程親切だと思います。
それにしても、兵役の無い日本で、何でこんなに教育費が嵩むんでしょうか?

投稿: okazu | 2010年1月24日 (日) 17時06分

戦争をやっているので、戦費がかさむ。国は教育費を削るから大学は授業料を上げる。学生は払えないから学資ローンを利用する。
学資ローンは住宅ローンと並ぶ巨大ビジネスなのだそうです。

投稿: | 2010年1月23日 (土) 23時54分

欧米人の友人たちにも、ここ5年で変化が見えています。団塊世代のキッズたち(30代)が、実家の近くに引っ越すケースが増えました。時には、国境も越えて、戻って来ています。両親の力添えが子育てに必要みたいです。金銭的にも、気持ち的にも。
ちょっとアジア的ですね。以前、シリコンバレーのIT企業の広報に勤める若い母親が、小さな子供を預けるのに、彼女のお給料が飛ぶくらいの高額な費用を払っていると嘆いていました。ヨーロッパと比べて日本とアメリカは、教育費が異常に高いことが共通しています。教育費の圧迫が、次世代の希望をもぎ取る要因になっている思いますね。

投稿: okazu | 2010年1月23日 (土) 23時27分

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。