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2010年5月21日 (金)
官房機密費がジャーナリストへ

官邸が使い、その使途を明らかにしなくてもいいお金が、政治評論家にも配られていたと、野中広務元自民党幹事長が明らかにしました。
重大問題にもかかわらず、ほとんどのメディアが沈黙です。
記者クラブの記者にも配られていたらしい、それがバレルから書かないのでしょう。
やっと、毎日新聞がきょう、書きました。(13版5面)
しかし、政治評論家という表現しかなく、現役の新聞記者のことは書かれていません。
「週刊ポスト」も特集を始めましたから、どんどん名前が出てくるでしょう。

組織内ジャーナリストが、信用ならないことが分かってきました。
新聞やテレビは信用できない、ということです。今後は衰退の一途でしょう。自業自得です。
フリーランスの人々の活躍の場が広がります。
新しいメディアがどんどん登場していますから、そこを舞台に、真のジャーナリズムの台頭を期待します。

アメリカには、1ドルルールとか、1.5ドルルールとかあって、それ以上の供応を受けると、ジャーナリストとしての資格を失うのだそうです。日本にも必要ですね。
「権力の監視」が新聞の使命と言いますが、チャンチャラおかしいですね。
反対に「新聞記者の監視」が必要です。バカバカしい。

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コメント

政治評論家の伊藤惇夫はテレビで「官房機密費」についてコメントを求められた時、あわてて話題をそらしました。大マスコミが機密費を貰っていたとは、中国も北朝鮮も真っ青です。三宅久之は魂を売り渡した最低の人間で、言論人のモラルはすでにありません。

投稿: 又四郎 | 2010年5月21日 (金) 13時50分

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