« 旧友 | トップページ | 荒木一郎さん »

2010年12月26日 (日)
断捨離(だんしゃり)

「断捨離」がブームです。本が売れ、それを実行した人が「人生観が変わった」と言います。
“物を片付けて捨てて”身軽になることを意味します。人間関係に関しても、無駄と思われる関係は、思い切って切り捨てる。

ボク自身は“いまさら”という感じがしています。
30年前、アフリカへ行き始めた頃から、自分の身の回りには物が多すぎる、アフリカの人びとは、必要最小限度の物で生活している、“これだよ”と感じたのがきっかけで、物を捨て始めました。
まず「本」です。場所を取り重量があります。これだけの本を自宅に溜めて置いて、再び読むだろうか、読みたかったら図書館がある、と思いました。古本の買い取り店「ブックオフ]へ何回も送り出しました。
次に「レコード」でした。
LP1枚聞くのに30分かかると計算して、残された人生の時間で、これを全部聞く時間はない、と思いました。
これも捨てました。

なかなか捨てきれないのが「衣服」です。特に女性は。
我が家は、一部屋が衣服置き場になったまま、放置されています。
捨てろ、と言えば喧嘩になりますから、黙ったままです。
わが妻には「断捨離」を読ませたいと思っていますが、まあ、一緒に暮らすのも、そんなに長くはない、と思い直して我慢しています。

この本には、人間関係まで整理しろ、と書いてあるのかどうかは知りません。
人間関係は、物ではないので感情を伴います。なので、なかなか難しい事ですが、捨てる勇気も必要だと思います。自分の人生観に合致しない行動をする人と関係を続けるとストレスが大きく寿命を縮めます。
身軽になると確実に爽やかになります。


|

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 断捨離(だんしゃり):

コメント

「断捨離」(新・かたづけ術)やましたひでこ著 マガジンハウス
1260円
25万部売れたそうです。

投稿: ねこ屋亭主 | 2010年12月26日 (日) 23時35分

私も最近無駄なものを捨てるのが好きになりました。捨てるとスペースが出来て気持ちが良いてすし、掃除もしやすくなります

きっかけは、もし私が急に死んで後片付けする人(たぶん娘達だろうけれど)の事考えたら、大変だろうなあと思ったからです

身の回りになるべく良いものを少しだけ置くことにしました。


後はかさばらないもので価値あるもの


洋服も高いもので良いものを買うと同じものでも何度も大事に着るので数はいらなくなります

思いきって捨てるとその後くせになります

スペースが贅沢感を作りますですね


その本を読んでみたいです

投稿: nanamin | 2010年12月26日 (日) 15時27分

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。