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2011年2月 6日 (日)
突飛なピアニストからの第2信

ドイツ・オランダを旅行中のピアニスト・瀬川はるなくんからの第2信です。面白いので、掲載します。
Image1_2  Image2_3
夕べのゼンパーオパーのヨハンシュトラウスのこうもりは、本当に、レベルが高くてびっくり。
ドレスデンは、古き良き時代の伝統を、特にオペラの分野では、楽団員が、守ろうとするのだそうです。確かに昔のオペラ小屋の音なんですよ。古い楽器を使って昔のスタイルが好きな私の音楽の方向性ととても共通点があることも何か不思議な縁を感じました。
彼らはオペラではなく、オーケストラだけで、何か他の演奏会をする時には、まったく別のスタイルで演奏するんだそうで、例えばワーグナーとかね。ですが、それって、音楽家として、ものすごいレベルが高いということなんですね。どういうスタイルでも自由自在ということなんです。つまり引き出しが、多い、ということですね。
面白かったのは、テノールが、本番に遅刻して間に合わず、(どこの国でも、テノールは、やっぱりテノールなんですよ、 はは…。^^; )
それにもかかわらず、オケが、序曲を始めてしまって、幕が開いたのに、それでもまだ彼は、到着していなくって…。
それでどうしたと思います?
他のキャストが、アドリブで一生懸命つないだんです。3幕のところでは、
「フロッシュ 」役の歌手が、刑務所の看守でいるんですが、幕が開くと、彼は酔っ払ってくだをまいてるんです。
そこで、その酔っ払って言うセリフは、まったくのアドリフで、その遅刻した、テノールをたしなめるのと、お客様にお詫びの意味での酔っ払いの大アドリブ大会だったんです。
その演技がもう上手くてお客さんが、ウケるウケる…。
ヨーロッパは、オペラのレベルが、違いますね、ダンゼン。
ヨハンシュトラウスの音楽って、本当はこういう風に作られていたんだな、と、よく解るオペレッタでした。音楽と、ダンスのコンビネーションが、また演出が絶妙で素晴らしかった。
写真はオペラハウスの中です。

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コメント

はるなさん、テナーの遅刻は、あまりに面白すぎるので、仕組まれてんじゃないのか、と疑ってみました。アドリブでできるかなぁ?

投稿: ねこ屋亭主 | 2011年2月 6日 (日) 21時36分

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