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2011年3月 3日 (木)
カダフィーと古本屋

パリに住む友人のMiyuki.Sさんから面白い話が届きました。

去年だったか一昨年だったか、カダフィーがパリに来た時のこと。
彼の乗る車が通る大通りが、すべて通行止めになり、厳戒な警備態勢が敷かれました。
とはいえ徒歩やメトロは問題ないので、サンミッシェルのセーヌ河畔の箱でブキニスト(パリの古本屋)をしている友人は店を開けていました。
するとカダフィーの乗った車が彼の店の前に止まり、カダフィーが彼の箱の中から何冊か本を選び
「これらの本が欲しいんだが、割引はあるかね」と。
すかさず友人が「当店では学生割引と要人割引があります」と、シャレで答えるとカダフィーはえらく喜んで大笑い。
割引後の値段合計25€で本を買うことにして50€差し出したそうです。
そこで当然25€のお釣りを渡してカダフィーもそれを受け取り車に乗って去って行ったそうです。
その間、あちこちで取材のテレビカメラは回り、車とカメラが去るのと同時に友人もホッと一息。
と、その時、背後から走ってきた男が友人のさっき受け取った50€めがけて上着のポケットに一撃。
「とられた!」と思って男の後を追おうとしたものの逃げられてしまい、がっかりしてポケットに手を入れると、なんと新たに100€紙幣が入っていたそうです。
つまりこれがカダフィーからの贈り物だったのです。

【感想】
このエピソードは輝きます。教養豊かなセンスのいいカダフィーです。いま、狂気の中にいるからなお輝きます。カダフィーよ、あなた本来のあなたに戻りなさい。あなたの国民のために。

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» 古本屋街 [古本屋街 ネット横丁]
私がおすすめするのが、古本屋街のそぞろ歩きです。これをおすすめしたいのには理由があります。セピア色になった古本を見たり、なつかしい古本雑誌の表紙を見ると、タイムマシンに乗った気分になるからです。 東京なら神田・早稲田界隈、大阪なら梅田の地下・アメリカ村などは知る人とぞ知る隠れた古本屋がありますが、いずれも古本屋街をあてもなく歩くのはいいものですね。あなたの街の古本屋はいかがですか?面白い古本見つかりそうですか。あまりここでグダグダ話しをするのもイヤなので、実際にご自分で歩いて..... [続きを読む]

受信: 2011年3月 5日 (土) 11時14分

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