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2011年5月28日 (土)
風評被害

メディアのみなさん、言葉の使い方が違います。
「風評」というのは、「ありもしないこと」を「あるように思う」ことです。
「ゼロ」なのに「ゼロではないらしい」と思うことです。

今朝の朝日新聞の1面の見出し。
「風評被害 全作物で賠償」
記事内容をよく読んでください。これは「汚染被害」と書くべきです。
基準値を超えて出荷停止になった作物や水産物が「風評被害の賠償対象」となっています。
この表現は、以下のように理解されます。
「汚染はゼロだったが、人々の噂がもとで、売れなくて損害を被った」
違います。汚染されていたのですから「風評」ではありません。

もう一度、
出荷制限や出荷自粛は、汚染が確認されたから、そうしたのであって、これを「風評被害」と表現するのは、間違っています。
国民の意識をミスリードします。
「汚染被害」とすべきです。

「福島の野菜は安全です、どんどん食べましょう」
このことは二つの側面から考える必要があります。
一次産業である農業を援護する立場からは、基準値以下なら食べましょう、と考えるのは農民を守る立場からは立派な考えです。
一方、健康面から考えると、基準値を超えていないだけで、汚染はされていますから「安全」ではないのです。身体に蓄積も考えられます。特に、子どもには「危険」だと思います。
どちらを選ぶかは、一人一人の生き方にかかってきます。


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