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2011年6月20日 (月)
「おはなしお届け隊」の活動

被災地に「本」を届けようと発想したのは、友人の詩人で画家の本間ちひろさんでした。
彼女が代表を務める「おはなしお届け隊」の活動を紹介します。
ブログは下記です。
http://ohanashi.org
活動は2つあります。
「ほんプロジェクト」文字通り、必要とされている本を送ります。
「おとプロジェクト」童話や絵本の読み聞かせを録音してFM局などへ提供します。
          上記サイトからも自由に視聴・ダウンロードが出来ます。
          (録音の一部をボクが担当しました。)

 先週、亘理町へ取材に行ったとき、亘理町が運営する「FM あおぞら」の担当者が「コンテンツがなくて困っている」と聞いたので、早速、30話程度の「読み聞かせCD」を送ってもらいました。
荒浜小学校で聞いた「本が欲しい」という校長先生の言葉を伝えたら、100冊送ることにした、と連絡が来ました。嬉しいことでした。

以下、本間ちひろさんからのメール(活動報告)の一部です。

始めたころは、色々色々、心配事があったのですが、児童文学者協会の事務局長や児童文学者の方々も協力してくれると言ってくれ、編集者の方々にもいいねと言ってもらったので、 安心して進められそうです。

やっていると、色々な話を聴きます。
宮城県の亘理町の長瀞小学校から、 200冊の要望があったのですが、そのお電話を頂いたときに、教頭先生がとても恐縮していたので、、
「こんなときですからワガママをどうぞ!」 と、いったら、「最高に本当に欲しいものを言うと、国語辞典と漢字辞典がほしいんです。 1クラスが最高45人なので、50冊ずつ・・・」

図書室が津波で濡れてしまって、先生方が 一応、図書室の辞書を陽に干してみたそうですが、バクテリアが発生して、紙がピンクになり、粘って臭い始めてしまい、それでも、乾かしてはみたものの、膨らんで箱に入らなかったそうです。
なんだか、聞いていて、涙が出てしまいました。
「でも、そのようなことに時間を使うよりは、子どもたちと 過ごす方が良いですよね」と、いったら、
「本当に、そうなんです・・・」と、声をつまらせていらっしゃいました。

その話を、旺文社の編集者に話したら、社内で動いてくれて、旺文社の新刊の国語辞書、漢字辞書を50冊ずつ、計100冊寄贈してくれました。
本当に、嬉しかったし、意外と、一編集者が社内で動くのって、大変なことなので、本当にありがたかったです。
余談ですが、その編集者は、今、妊婦さんです。

辞書は、仙台市太白区の西多賀小学校も、地震で図書室が崩れて使えなくなってしまったそうで、、
こちらにも児童書100冊とともに、小学館からの寄贈の辞書20冊と、ドラえもんのキラキラ鉛筆1000本を送ることができました。
こちらも、知り合いの小学館の編集者が、尽力してくれました。

ほとんどは、沢山の方からの寄贈の本で賄えるのですが、今、仙台の保育所から、新刊の乳幼児絵本150冊の希望があって、新刊絵本をどう、集めるかな・・・と、思案中です。


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