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2012年2月14日 (火)
価値観

ホイットニー・ヒューストンの急死に、人間の心の持ち方について、いろいろ考えます。
「有名」とか「絶頂感」とか、特に芸能界でのそれは、しびれるような恍惚なのだろうと思います。
頂上に存在することが永遠に続くわけはなく、必ず下ります。
その時の「焦り」とか「恐怖」は、これまた、ものすごいのだろうと思います。
「頂上に留まりたい」という願望が「薬」に頼ることになるのでしょう。
エルヴィス・プレスリー、マイケル・ジャクソンも、そうでした。

Yuki ImiyaさんがFacebookへ次のような書き込みをしてくれました。
「韓国のスターは頂点から降りるときのメンタリティーなども含めて訓練してからデビューさせることが多いそうです」
重要な事だと思います。

頂点を維持したいと思わない人々は爽やかです。
南沙織(篠山紀信と結婚)山口百恵(三浦友和と結婚)
再び芸能界へ戻ることはありませんでした。
スターという「価値観」は、生きることにとって、重要ではなかったのだろうと思います。
南沙織が引退後に語った言葉を覚えています。
自分の舞台衣装を見て、
「私って、こんな衣装を着ていたの?恥ずかしい!」

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コメント

増本さま、ドクターの存在があることを失念していました。納得です。

投稿: ねこ屋亭主 | 2012年2月14日 (火) 13時26分

ほんとうですね。
そして許せないのは、そういうスーパースターに処方箋を書く、お抱えドクターです。信じられない高額のサラリーを取るプライベートドクターシステムを持つアメリカの悲劇ですが、カナダのユニバーサルケアにも少しずつひびが入りだして、プライベートクリニックが認められ始めました。弱い心を食い物にする機械仕掛けの犠牲者がまた出たことに心を痛めています。

投稿: 増本昌子 | 2012年2月14日 (火) 12時22分

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