2012年5月12日 (土)
「歌旅」(中島みゆきコンサート)感想
中島みゆきのライブを中継録画して映画館用に編集したものを見てきました。
ちょっとガッカリしました。
映画館で見る映像はワンカット、ワンカット、丁寧に撮影されたものですから、テレビ中継の映像を見せられると、落差が大きすぎて、ガッカリします。
それは、最初からわかった事なのですが、映画館の椅子に座ると、緻密な映像を期待してしまいます。
スーパーが1枚もありません。曲名も歌詞もわかりません。
多分、字幕を入れると、映像の芸術性が壊れると思ったのではないでしょうか。それは勘違いです。
もともと、固定カメラで撮る映像に芸術性なんかありません。だから、字幕を入れて、観客に親切に作る方が正しいと思います。
議論されてないなぁ、と思いました。
微妙にリップシンクがずれているのも気持ち悪かったです。
音楽です。
こんなに楽器は不要だろう、と思うほどの大編成で、爆音のようでした。
ヴァイオリン(5名)もコーラス(3名)も、姿は見えますが、電気楽器の音にかき消されて、存在感がありません。
自己満足の編曲だと思いました。
映画館で見せるなら、それを意識して撮影しないと無理があるなぁ、と思いました。
100点満点で50 点。
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