2012年9月25日 (火)
尖閣海域
台湾の漁船60隻が尖閣海域にやってきて、何隻かが領海を犯したという。
巡視船も8隻いたそうだから、明らかな官製海上デモ。
船団の燃料費(1,400万円)は事業家が提供したそうだ。
侵入を阻止しようと放水したら、相手も放水した。これは、火器を使わない戦争だ。
ボクが関心を持ったのは、メディア(テレビ局、新聞社)の人間が60人も乗っていて、テレビは生中継をしたということ。(朝日新聞夕刊)
日本は「冷静に」「品位」をもって対応しているから、そんなことはしない。
ボクらは、この海域での出来事を1枚の新聞写真と数十秒のテレビニュースでしか知らない。なんだか、遠い所の出来事のようで、身近に感じていません。
中国は、ロシアから買った空母をこの海域に配置するという。
事態は緊迫しているのにボクらは暢気。政府が話し合いで解決してくれるだろうと。
ボクが現役だったら「生中継」をやるなぁ、と悔しい思いをしています。
生中継は、視聴者の心を激しく揺り動かします。生ぬるい政府の動きを糾弾するでしょう。
誰の得にもならないことが、尖閣海域で行われているのです。
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