« TV番組がネットで | トップページ | 何だかヘン(ニュースから) »

2013年6月 2日 (日)
西洋からくり人形(オートマタ)美術館

野坂征男さんは、ボクの高校の後輩です。貿易会社を営んでいて、ボクはいつも彼を「大金持ち」と呼んでいます。
彼の趣味は、西洋からくり人形の収集。伊豆高原に美術館を作りました。
(2000年)
「野坂オートマタ美術館」
ボクは一度行きましたが、すばらしい美術館です。収集品の数に腰を抜かしました。宣伝が下手で、入館者数が増えず、赤字続きだとぼやいていました。
先日の同窓会で、年間の赤字はいくらか、言いたがらないのを無理に言わせました。どうも1千万円弱のようでした。
これだけに赤字を出し続けても、なお、維持をする意地に感動しました。
と言うわけで、伊豆にお出かけの時は、寄ってやって下さい。
ガッカリはありません。保証します。

からくり人形は、時計職人が、時計を売るために、時間が来るとハトを飛び出させたりしていて、それが評判を呼び、時計から独立して、からくり人形として発展したのだそうです。そんな歴史も学べます。
「オートマタ」という言葉が馴染みがないから、今年から「西洋からくり人形」という言葉を使うことにした、と言っていました。
Automata(オートマタ)
ギリシャ語に起源を持ち「自らの意志で動くモノ」という意味だそうです。
「機械人形、自動人形」=西洋からくり人形

|

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 西洋からくり人形(オートマタ)美術館:

コメント

ぜひ、訪ねてみたいです。スイスのヌーシャテルで、ドローの作品を見て感動しました。200年以上前に作られたからくり人形が描く精密な絵は、見事なものでした。

投稿: KAZU | 2013年6月 4日 (火) 02時45分

情報ありがとうございました。

投稿: ねこ屋亭主 | 2013年6月 2日 (日) 14時32分

オートマタ(西洋からくり人形)の作家が山口市にいます。
原田和明君といって、光市出身の38~9才。僕の高校の後輩で、奥さんは中学・高校の後輩です。近年かなり注目されてきた作家で、東京でも個展をしていると思います。たぶんイギリスで修行してきたと聞いたような記憶があります。取材もしましたし、私が始めた「ふるさとの匠展」にも出展してもらいました。
 作品は、彼の名前で検索すればすぐに探すことができます。
 ご希望があれば、田布施におられる間に工房を訪ねることも可能です。
            虹の海

投稿: | 2013年6月 2日 (日) 14時23分

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。