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2015年9月28日 (月)
ドイツ人(3)

今日のニュースから。
ソフトを開発した会社から2007年に、このソフトを販売車に搭載するのは違法である、という文書を送っていたが無視されたという記事。
傲慢企業の片鱗が見える。
アメリカの環境保護局が不正を指摘し始めてから、それを認めるまで1年かかった。
技術的なエラーであるとか、計測の仕方が悪いなど、ケチを付けて、のらりくらり逃げていたという。
「来年度の販売を認めない」と脅されて、初めて不正を告白したという。
しぶといドイツ人。
このしぶとさは、今後の制裁金や裁判に、悪い印象として、影響を与えるはずだ。
この不正は、車の所有者だけでなく、空気を吸う生活者をも裏切った地球規模の悪事だ。
VW が、立ち直るか、没落していくか、確かめてから死にたいものだ。

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