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2015年11月 2日 (月)
過去は消せるのか?

興味がある話題なので・・・(朝日新聞3面・東京版)

歯科医が不正診療で逮捕された。5年前のことらしい。今でも、ネットに名前を打ち込めば逮捕記事がでるという。これは人格権の侵害であるから、グーグルに 対して削除するよう仮処分の申請をして認められたという記事。
仮処分だから、本裁判になれば、どうなるか分からない。
白いプラスティックの板にインクをこぼしても、雑巾で拭き取れば、シミは残らない。
人生のシミも雑巾で拭き取れば、何もなかったことになる。いいのだろうか?
医師は、公益性、社会性の高い職業だ。その過去を消し去ってもいいのだろうか?
知る権利は抹殺される。いいのだろうか?
自分の過去は、自分で責任を持たなければならない、とボクは思う。
いっぱいシミがある人生を、他人に知られないように隠して生きようとは思わない。
こんな経験がある。
ボクのブログに登場した知人が、その日の記事を削除して欲しいと言ってきた。
「あの時はそう思っていたが、今は違う考えになったから」という理由だった。
不快だった。
まず、ブログはボクの日記だ。人の日記を削除しろ、という不見識に腹が立った。
もう一つ、過去を消しながら生きていくという人生観が気に入らなかった。
争うのも気分が悪かったので、分かりましたと、その日の日記を削除した。
歯医者は、営業上不利になるから「過去を消せ」という。
後者は、タレントで、自分が有名になるのに「過去が不利になるから」消せという。
いずれも自己都合で自分の過去を消せという。
ご都合主義の極みだと思う。

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コメント

同意見です。
過去の失敗を消して生きていくというのは、嘘つきね。
人格権の侵害を言う前に、自分の犯した罪や失敗を反省して、それを抱えて前に進むべきだと私は思います。
考え方の変化というのも、その人を知る上で大事。なので、ブログの記載を消してくれというのは「自分は最初から正しい人」でいたいということですよね。人間が小さい!
人は間違ったり、失敗したりして年をとっていくんだと思います。10代の頃、道路清掃の仕事をしていたおじさんがいて、夏に半袖になると全身の刺青や傷跡が丸見えになり、その度に、私たち若い人間に「悪いことすんなよ。俺みたいになるな」と言ってました。彼は自分の過去も罪も全て抱えて生きていたし、清掃の仕事を誇りに思い、過去の過ちを常に後悔してました。でもその姿は潔くて、夏の炎天下、真冬の小雨の中、ほうきを抱えて缶コーヒーを飲んでるのがカッコよかった。30年以上たってるのに、未だにおじさんのいろんな言葉が頭に浮かびます。あんな大人なりたいと思った私は、どんな嫌なことも過去なんて消せないし、隠したくない。自分は自分でいたい。

投稿: Miyuki.s | 2015年11月 2日 (月) 16時17分

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