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2016年6月11日 (土)
映画「ふたりの桃源郷」

山口県での初日を見てきました。(Movix周南・下松市)
客席数210、超満員。そうだろうと思って1時間前に行きました。
東京のポレポレ東中野が100席。
映画は、ボクがDVDで見せてもらったものより、整理され、洗練され、完璧な仕上がりでした。
終わって、劇場内は、観客のすすり泣きで充満しました。
その中を、佐々木聰監督が登場、彼もまた、泣いていました。やっと言葉が出ました。
「テレビ番組を作って放送しても、見てくださった人々の反応は分かりません。このように、直接反応に接すると感動します。ありがとうございました。」
あざとい作為もなく、淡々と25年間を撮り続けたて作品に仕上げた裏には、夫婦と監督との良好な人間関係があったからです。
夫婦は、カメラとマイクがあることを忘れて日常生活を送ります。
被写体にとって、カメラとマイクが「透明になる」ことが、良質なドキュメンタリーの必須条件です。見事です。
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