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2017年5月23日 (火)
ミャンマー雑感

物価について。
先発隊は7名。中級ホテル、一泊53ドル。ツインの大きな部屋は悪くなかった。
そのホテルのレストランで夕食。いろいろな物を勝手に注文して、腹一杯食べた。ビールも飲んだ。27ドルと書かれた伝票を見て驚いた。間違いだろうと思ったが、間違いではなかった。
一人4ドルの夕食だった。
取材をするうちに労働賃金を知って、また驚いた。日給が500円から1,000円。月給をもらう人は15,000円から30,000円。一人4ドルの食事は一日の賃金に匹敵することが分かった。
この労働賃金の安さが、最後のフロンティアといわれ、企業がゴールドラッシュのように進出する要因であることが分かる。しかし、電力を中心としたインフラが整っていないので、電気を使って生産する産業はまだ進出できない。
以下、路上マーケットの風景です。
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子どもたちの状況について。
この国には、ビルマ族以外に多数の部族があって、政府と対峙し、いまも紛争が続いています。村を追われて避難民になった人は10万人とも言われています。各地に(特に北部)国内避難民キャンプがあり、そこの生活環境は劣悪です。ユニセフを初め多くの NGOや僧院が活動していますが、子どもたちの健康や教育は不完全です。地雷を踏んで片足を失った子もいました。
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子どもも大人も、顔に粉を塗っています。これは、おしゃれと同時に日焼け止めの効果があるのだそうです。「タナカ」といいます。日本人の名前ではありません。
「タナカの木」という木を砥石でこすって作ります。柑橘系の木で香りもいいと聞きました。パウダーがお土産として売ってると聞きましたが、マーケットへ行かなかったので、気づきませんでした。
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