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2017年11月 8日 (水)
日本放送文化大賞

山口放送(KRY)が制作したドキュメント番組「記憶の澱」が、第13回日本放送文化大賞のテレビ部門でグランプリを受賞しました。民放連の賞で、放送文化に貢献した番組に送られます。
一昨年の第11回でも、山口放送の「奥底の悲しみ〜戦後70年、引き揚げ者の記憶〜」がグランプリに輝いています。
両番組とも、佐々木聰ディレクターの作品です。
いずれの番組も、戦争の被害者としての悲惨さを描いていますが、今年の「記憶の澱」は、加害者としての証言が加わり、強烈なインパクトを与えています。命令により、敵兵を殺したことがある人の生々しい証言です。記憶を語ってから死のうと決意させたのは、佐々木ディレクターの人柄によるとボクは思っています。日本人が忘れてはならない戦争の悲劇です。
いい仕事をしました。おめでとう。

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