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2018年9月17日 (月)
考察・樹木希林

1)監督を育てた

「あん」も「万引き家族」も、樹木希林が出演しなかったら、これほど評判にはならなかったと思う。脚本を含めた監督の資質を見抜く力は抜群だった。だから、二人の監督は樹木希林に育てられたと言っていいと思う。

「来る仕事を順番にやってるだけよ」

ウソに決まっている。

 

2)CMが好きだった

チョコとの仕事でたくさんお金をもらえるからね。本音だったろう。もっと楽しんでいたことをボクは知っている。

「たった15秒で、世の中の雰囲気がジワーッと変わって行くのよ。コレは楽しいね。」

洋服の安売りをする店が銀座に出店するとき、銀座の商店街がこぞって反対した。銀座の雰囲気を壊すと。その店のCMに樹木希林と三浦友和が出た。安売り屋の雰囲気はじわーっと消えていった。

 

3)公共財

この人は、自分の事を「公共財」だと思っているのではないだろうかと、晩年の仕事ぶりを見ていて思いました。

チケットを買ってくれる大衆、商品を買ってくれる大衆、そのお金をいただいて生きている自分がいる。大衆が求めているのなら、命を使い切ろうと。

 

4)親子関係

「子育ては何もしかかった。皆様に育てていただきました」

口癖でした。しかし、也哉子はすくすくと素直に、素晴らしい女性に育ちました。

「親は子に何を伝えたか」

これをテーマに親子の対談をやりたいと伝えた事があります。いいともイヤとも返事はありませんでしたが、心残りの企画です。

 

 

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