2021年10月12日 (火)
財務省事務次官が書いた文章
話題になっているので「文藝春秋」を買った。
現職の事務次官が国(政治家)を批判したからだ。
期待したが、大した文章ではなかった。
国の財政はこのままでは破綻する、タイタニックが氷山に向かって突進しているようなモノだ、と。
役人は「心あるモノ言う犬」になって直言しなければならない。
役人論が半分くらいを占めていて、財政が破綻したら、我々の生活はどうなるのだという怖さが伝わってこない。
ボクは考えた。これは、政治家への腹いせに書いたんだなぁと。
昨年、脱炭素技術の研究・開発基金を、この人は1兆円として、菅総理に提案したら、資料を投げつけられ、
「こんなもんじゃだめだ、2兆円にしろ」と怒鳴られたという記事を読んだ事があるが、その人が、資料を投げつけれた本人だったとわかり、
これに頭にきて、今回の発表になったのだと思った。
全くダメな記事かといえば、そうではなく、政治家のバラマキ政策を放置すれば、ひどいことになる、ということだけは分かった。
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